診療のご案内

滲出性中耳炎(しんしゅつせい中耳炎)

どんな病気?

鼓膜の向こう側に液体がたまる中耳炎で、痛みはありません。
「難聴」、「耳鳴り」、「耳がつまる」などが主な症状です。
子供さんの場合、痛くないため「聞き返しが多い」、「テレビの音が大きい」、「大きな声でしゃべる」などで気付くことも珍しくありません。鼻の奥と鼓膜の奥(中耳)をつなぐ通路(耳管)が、炎症などで働きが悪くなると、中耳の気圧調節ができなくなります。トンネルやエレベーターで耳が「ツーン」となることを想像してください。この状態が続くと、中耳に液体がたまってしまいます。
子供さんの場合、多くは急性中耳炎に引き続き起こりますが、逆に滲出性中耳炎の経過中に、急性中耳炎がぶり返すこともあります。

治療は?

お薬を内服し、鼻から耳管へ空気を通して、滲出液と空気が入れかわりやすくなるようにします(耳管通気治療)。なかなか治らない場合は、鼓膜に穴を開けたり、鼓膜に小さいチューブを留置したりすることもあります。
小さなお子さんの場合、全身麻酔が必要になりますので、その際は、近隣の病院にご紹介いたします。また、この病気は、慢性疾患のため、治療に時間がかかることも少なくありません。ご理解をお願いいたします。

診療案内

診療科目
耳鼻咽喉科・アレルギー科
診療
・平日午前   9:00〜12:30
・平日午後 16:00〜19:00
・土曜午前   9:00~13:00
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診療終了30分前まで
休診
木曜、土曜午後、日曜、祝日
電話
TEL:0745-43-8733

当院までのアクセス

〒639-0214
奈良県北葛城郡上牧町上牧2174-2

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