鼻出血
どんな病気?
出血のほどんど(9割)が、鼻中隔(びちゅうかく;鼻の真ん中にあるついたて)の前方からです。この場所は、多くの毛細血管が集まっており、『キーゼルバッハ部位』という名前が付いています。この部位であれば、自分で応急処置が可能です。
①小鼻を親指と人さし指で強くつかみ圧迫します。
鼻紙や綿花などを出血している鼻の穴に軽く詰めてから圧迫すると、
さらに効果的です。
②イスがあれば腰かけ、軽くお辞儀をするように頭を軽く下げます。
安静にしましょう。
③血液を飲み込むと、吐き気の原因になりますので、のどに流れてきた血は、
静かに口から出しましょう。
④そのままの姿勢で10〜15分程度様子を見ましょう。
以上が自分で出来る応急処置です。それでも止まらなければ、出血点を薬や専用の電気機器で固めたり、鼻の中に止血用のスポンジやガーゼを入れる必要があります。鼻血は不意に出ることが多いので、パニックになってしまいがちです。興奮すると、血圧も上がり止まりにくくなってしまいます。落ち着いて、正しい止血方法を行ってください。止血した後は、鼻を触ったり、過度な運動や入浴、お酒などは避けてください。
診療案内
- 診療科目
- 耳鼻咽喉科・アレルギー科
- 診療
-
・平日午前 9:00〜12:30
・平日午後 16:00〜19:00
・土曜午前 9:00~13:00
※窓口受付時間…診療開始15分前から
診療終了30分前まで
- 休診
- 木曜、土曜午後、日曜、祝日
- 電話
- TEL:0745-43-8733
当院までのアクセス
〒639-0214
奈良県北葛城郡上牧町上牧2174-2
奈良交通バス「三軒屋」バス停
下車すぐ