慢性副鼻腔炎(ちくのう症)
どんな病気?
副鼻腔炎が、慢性化してしまったものです。かぜをひいた後に、色の付いたくさい鼻水がとまらない、粘っこい鼻水が鼻からのどに降りてくるなどの症状が1ヶ月以上続きます。鼻づまりや嗅覚の低下も起こることがあります。のどに降りる鼻水が原因で痰、咳などが続いたり、お子さんの場合では中耳炎の原因になったりします。急性副鼻腔炎と同様にアレルギー性鼻炎と関連していることも多く、同時に治療が必要です。
治療は?
鼻水の吸引処置、副鼻腔への通路を広げる処置、ネブライザーによる薬剤の吸入です。アレルギー性鼻炎で使用する点鼻薬も有効です。通常、マクロライド系抗生物質の少量長期投与を中心とした内服治療を行います。数ヶ月経過しても改善が無い場合や、高度の鼻茸(ポリープ)がある場合は、ご相談の上、手術治療を検討します。以前の手術方法と違い、最近は鼻の中から内視鏡下に手術を行っています(患者様の侵襲は少なくなっています)。
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診療案内
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- 耳鼻咽喉科・アレルギー科
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